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供養
供養は、故人やご先祖様の霊を慰め、安らかに成仏していただくための大切な行いです。仏教では、供養を通じて故人の魂が安らかに過ごし、現世の私たちもまた心の平安を得るとされています。
供養にはさまざまな種類や形がありますが、その本質は故人への感謝と敬意を表し、心を込めて祈りを捧げることです。
年忌供養:故人が亡くなってから特定の節目に行う供養です。一周忌や三回忌など、節目の年に行うことで、故人の霊を偲び、その冥福を祈ります。
永代供養:ご遺族が遠方に住んでいるなど、頻繁に供養ができない場合に、寺院が代わって長期にわたって供養を続けるものです。
先祖供養:毎年のお盆や命日に行う供養で、ご先祖様の霊を敬い、その加護を祈ります。家族全員が集まり、故人を偲びながら供養を行うことが多いです。
水子供養:生まれる前に亡くなった子ども(胎児)の霊を慰め、安らかに過ごせるように祈る供養です。水子供養を通じて、亡くなった子どもへの愛情と追悼の気持ちを表します。
供養を行うことで、故人の霊は仏の教えによって導かれ、安らかに過ごすことができると信じられています。また、供養は私たち自身の心を清め、日々の生活に感謝と平和をもたらす大切な時間でもあります。
当寺院では、皆様の供養のご依頼を随時受け付けております。ご質問や詳細なご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。