作庭家の武村さん、山陽新聞社大賞を受賞!

武村和彦

天台寺の中庭の作庭家さんである武村和彦氏がこの度、第76回岡山県美術展覧会の彫刻部門で山陽新聞社大賞を受賞されました。彫刻部門から山陽新聞社大賞がでるのは10年ぶりだそうです。おめでとうございます!

タイトルは「Cube」岡山特産の万成石(まんなりいし)を3つの直方体に切り込んだ形をしていて、写真で拝見するとブラウンシュガーの角砂糖が3つくっついているような可愛らしい形にみえますが、なんと実物は規定重量の200㌔の枠で作成された迫力のある大作。

万成石は岡山市の万成地区で採石され、桜色とグレーと黒の気品のある色合いの石です。特に美しい淡紅色が特徴で彫刻家でもあり造園家のイサムノグチ氏が愛した石として有名です。また名前から「万年成就する石」とも呼ばれ、幸運を願う縁起物としても価値があるのだとか。

いそいそと県展の初日に住職と県立美術館に鑑賞に行ってきました。会場の中央に堂々と展示されている作品を見て、作庭を担当していただいた我が天台寺としては誇らしい限りでした。本当におめでとうございます!!

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