今回はご当地ガチャのお話です。
雑誌で見た「おかやま新発見!GACHA」にどうしても一回挑戦してみたくなってイオンモールの「ハレマチ特区365」にお邪魔してみました。
子供の頃カプセルトイの類を一切禁止されていたので、若干のうしろめたさを感じながら機械に近づいてみると、なんとコインを入れる穴が無い!よくよく見るとキャッシュレス決済。今はなんでもキャッシュレスなのね。冷や汗をかきながらすスマホで決済して黄ニラのキーホルダーをゲット。ちょっと可愛い。
調子づいて付近にご当地ガチャがないか調べてみると岡山駅改札内にいくつかある事が判明したのでついでに駅まで。「畳縁のミニケース」「桃太郎あみぐるみ」「デニムグッズ」「備前焼箸置き」などのカプセルトイがありました。価格はどれも300円から500円。
恥ずかしながら初めて「畳縁」が岡山県の名産と知りました。なんと倉敷市児島は国内シェアの約8割を占める畳縁の産地!勉強になります。
ご当地の素敵をカプセルに詰め込んでワンコインで皆さんの手のひらにお届け。何が出るか分からないドキドキ感。子どもの頃にかえったようなワクワク感。ご当地ガチャには夢がありますね。もっと沢山作って駅の目立つところに置けばいいのに(あんまり目立たない所にありました)
昨年のガシャポンEXPOでは「トラベルガシャポン」という「旅行が楽しめるガシャポン」が登場。小部屋に入ってハンドルを回すとランダムに時間と空間を超えた旅先に連れて行ってもらえるそうです。是非やってみたい。これを県別にして都心のアンテナショップとかに置いたら観光促進にならないかしら。
でも、ハンドルを回すだけでは既にカプセルトイの要素がないじゃん。と思ったのですが、小部屋(カプセル)に入ってハンドルを回す。ということは本人をカプセルトイに見立てているのかも!深い。もはやガシャポンをしているのが自分なのか自分自身がガシャポンなのか・・・・という域。哲学?星新一のショートショートとかにありそうな狂気も感じます。
カプセルトイの2023年度の市場規模は約1,150億円。前年度の60%増。年々拡大していく市場とうまく付き合って岡山の魅力が全国に伝わるといいですね。
