ついに12月になってしまいました。2024年は我が天台寺周辺はなかなかの出店ラッシュ。夜カフェに始まりインド料理屋さん大型スーパーやドラックストア、そして大行列のパン屋さんに定食屋さんも私の知る限り2店舗ほど開店していたような気がします。嬉しい反面、やや道路の渋滞が気になります。
そんな新店舗インフレの中、ご縁があって訪れたのはお好み焼きの「はな屋」さん。円山でもう30年近くもお店を営んでいる地元のみんなの憩いの場です。お好み焼きは広島風、もちろんオタフクソースです。店内に入るとリズミカルにキャベツを刻む音が聞こえてきました。その音をBGMにピカピカの鉄板ステージの上でソースの焦げる匂いが「待ちきれない!」と脳内でタップダンスを披露しています。
待つことしばし、運ばれてきたお好み焼きはたっぷり入った蒸し野菜が甘みを増して一枚ペロリと食べられてしまいました。お餅も入って幸せの味・・・・・。
帰りがけにお店の方に「キャベツは今とても高いから大変ですよね」と話しかけると「でも、減らすわけにはいかないからね!」とやさしい笑顔でこたえていただきました。変わらないための努力は変わっていくための努力に比べて結果が見えにくいけれど、同じくらいの大変さがあると思います。大体、変わらないためには自分が変わっていかなきゃダメですしね。(何言ってるんだかわからなくなってきました)
ともかく、「はな屋」さんは変化を続ける円山で変わらない安心をくれるお店でした。
宗教観スレスレの当寺の玄関(12月)・・・・・