先日イオンモールに行ったところ何故かマツケンサンバが流れていました。
いいですね。マツケンサンバ。「まあ、細かいことはどうでもいいじゃん」と人を強制的に元気にさせるパワーがあるような気がします。
しかし小学校から家に帰ると時代劇の再放送が迎えてくれた世代の私としては、子どもたちが「貧乏旗本の三男坊」のみならず「越後のちりめん問屋のご隠居」「遊び人の金さん」なんて言っても全然響かないのは寂しい限りです。
さらに長女は去年「これを見せると大人が言うことを聞いてくれるって聞いたよ」と、とある私立中学校の学校訪問の記念品にもらった水戸黄門の印籠のレプリカを振り回していました。なんなら魔法アイテムぐらいの認識で驚愕です。
できることなら自分の子どもには「一つ人の世生き血をすすり、二つ不埒な悪行三昧~」ぐらいは教養(?)として暗唱できるようになって欲しい。と切に願ってしまいます。
そういえば桃太郎侍の原作は1939年(昭和14年)から現在の山陽新聞で連載されていたみたいですね。丸亀藩のお家騒動のお話で、桃太郎なのに岡山県の話じゃないんだ。と、ちょっと意外でした。