表町商店街の恐竜

表町商店街 恐竜

先日、ふとしたきっかけで岡山天満屋の美術画廊に水島篤さんという画家の恐竜日本画展を見に行きました。日本画×恐竜という斬新な組み合わせ。岩絵具を用いて表現している立体的で躍動感のある恐竜にワクワクしました。そして私が気になったのは恐竜達の表情です。力強く咆哮しているのにもかかわらずどこかその表情はどこか無邪気であどけなく(すみません。個人の感想です!)どこか懐かしさを感じました。

それで、恐竜つながりでなんとなく表町商店街の恐竜さんを見たくなってしまい数日後訪問してみました。最初にティラノサウルスを見たときはゲームセンターの跡地か何かと思っていたのですが(失礼)そういうわけではないのですね。今回「恐竜の赤ちゃんをプテラノドンが狙っているのでお母さんティラノサウルスがガードしている」というストーリーがちゃんと看板として設置してあったのに初めて気が付きました。それにしてはプテラノドンの視線が赤ちゃん恐竜の方を見ていないのが気になりましたが・・・・・・。きっと頭脳派でフェイントを仕掛けているのでしょう。いや、もしかしたら「恐竜の赤ちゃん」は実は表町商店街の比喩でお母さんティラノサウルスは色々な外敵(プテラノドン)から400年の歴史ある商店街を守っているのかもしれません。

PS:最後に。母さんティラノサウルスで思い出しました。水島篤画伯の恐竜に何か懐かしさを感じた理由を。なんと生まれたばかりの長女を髣髴とさせるのです!彼の描く恐竜は泣き喚くばかりで会話が通じなかった、かつて我が家のの小さな怪獣そっくり。恐竜日本画展はもう終了してしまいましたが、機会があったら無邪気な恐竜達にまた会いに行きたいなと思いました。

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